炊飯器vs鍋炊き 年間5,900円差|電気代・光熱費を実測比較【2026年版】

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「ごはんを炊く方法によって、光熱費ってどのくらい違うんだろう?」

光熱費が気になる今、ふとそんな疑問が浮かびました。今回は実際に計算して比べてみました。

この記事でわかること

  • 電気炊飯器・ガスコンロ鍋・卓上IH鍋、それぞれの1回あたりの炊飯コスト
  • 毎日炊いた場合の年間コスト差
  • 節約したいなら、どの方法が現実的か

まずはざっくり結論から

炊き方1回あたり年間コスト
電気炊飯器約22円約8,030円
ガスコンロ+鍋約7.2円約2,628円
卓上IH+鍋約5.8円約2,117円

毎日1回炊いた場合、電気炊飯器と卓上IHを比べると年間5,900円以上の差が出る計算です。以下で計算の根拠を詳しく解説します。

ビルトインIHは今回の対象外です。

【比較前提】今回の条件まとめ

今回設定した条件は以下のとおりです。

項目設定値
地域東京(東京電力・東京ガス)
電気料金単価約30円/kWh
ガス料金単価約145円/m³
炊飯量1升(1.8L)
保温含まない(炊飯完了時点で比較)

炊き方ごとの使用時間

炊き方使用時間
電気炊飯器50分(平均消費電力900W想定)
ガスコンロ+鍋強火1〜1.5分→弱火13分→強火0.5分(仕上げ)
卓上IHコンロ+鍋強火1〜1.5分→弱加熱13分→強火0.5分(仕上げ)

【電気料金・ガス料金についての注意】

本記事の試算は2026年3月時点の目安単価をもとにしています。電気代・ガス代は契約プラン・地域・使用状況によって変わるため、あくまで参考値としてご覧ください。

試算に使用した単価の出典

  • 電気料金 東京電力スタンダードSプラン(120kWh以下)29.80円/kWh
  • ガス料金 東京ガス(A表、0〜20m³区分)150.92円/m³(政府補助18円/m³適用後)

最新・正確な料金は各社公式サイトをご確認ください。

燃料費調整額や再エネ賦課金の変動により、月ごとに若干の差が生じる可能性もあります。参考値としてご覧ください。

【電気炊飯器の場合】炊飯1回の電気代

電気炊飯器(平均消費電力900W)を50分(約0.83時間)使用した場合

0.9kW × 0.83時間 × 30円 = 約22円

電気炊飯器でごはんを炊くと、1回あたり約22円かかる計算です。

【ガスコンロ+鍋の場合】炊飯1回のガス代

都市ガスコンロのガス消費量(東京ガス製品仕様参考)

  • 強火 0.45m³/h
  • 弱火 0.16m³/h

上記の時間で使用した場合の合計ガス消費量

(0.45 × 0.029)+(0.16 × 0.217)≒ 0.048m³

ガス料金に換算すると

0.048m³ × 150.92円 ≒ 約7.2円

ガスコンロ+鍋でごはんを炊くと、1回あたり約7.2円となります。

【卓上IHコンロ+鍋の場合】炊飯1回の電気代

上記の時間で使用した場合

(1.4kW × 0.029時間)+(0.7kW × 0.217時間)≒ 0.193kWh

電気料金に換算すると

0.193kWh × 30円 ≒ 約5.8円

卓上IHコンロで炊飯すると、1回あたり約5.8円の計算になります。

ただし、卓上IHを使う場合はIH対応の鍋が必要です。土鍋・アルミ製などIH非対応の鍋は使用できません。IH対応でも鍋底の厚さや素材によって熱の伝わり方が変わるため、鍋との相性によっては上手く炊けないケースもあります。

【比較まとめ】どれが一番お得?

炊き方1回あたり(2026年3月)年間コスト前回比(2025年4月)
電気炊飯器約22円約8,030円
ガスコンロ+鍋約7.2円約2,628円約6.9円(+0.3円↑)
卓上IH+鍋約5.8円約2,117円

電気炊飯器と卓上IHを比べると、毎日炊いた場合に年間で約5,900円の差になります。ガスコンロと卓上IHはほぼ同コストで、どちらも炊飯器の約3分の1以下です。

よくある質問

保温すると電気代はどのくらいかかる?

保温は1時間あたり約2〜3円かかります。8時間保温すると炊飯1回分(約22円)に近いコストが上乗せされる計算です。「炊いたらすぐ冷凍」の方が節約になるケースも多いです。詳しくは炊飯器の保温電気代は1時間いくら?時間別コストと落とし穴で解説しています。

炊飯器を買い替えると電気代は安くなる?

省エネ機種への買い替えで1回あたり数円の削減は期待できますが、本体代を回収するまでに数年かかることがほとんどです。詳しい損益計算は炊飯器の買い替えで電気代は節約できる?損益を正直に計算でまとめています。

ガス炊飯器の光熱費はどのくらい?

ガス炊飯器はガスコンロ+鍋と同じ仕組みなので1回あたり約7〜10円程度です。ただしプロパンガスは都市ガスの2倍前後になる場合があります。炊飯器か鍋かの比較は炊飯器と鍋、どっちがいい?電気代・味・手間を正直比較もあわせてどうぞ。

【まとめ】自分に合った炊き方を選ぼう

計算してわかったこと

  • コスト最安は卓上IH鍋(約5.8円)。炊飯器の約4分の1
  • 手軽さ重視なら炊飯器。タイマー・保温が使えるメリットは大きい
  • ガスコンロ+鍋も卓上IHとほぼ同コスト(約7.2円)。短時間で炊けてふっくら仕上がる点は魅力

なお、卓上IHは光熱費だけ見ると最安ですが、IH対応の鍋が必要という前提があります。手持ちの鍋がIH非対応の場合は鍋の購入が必要になるため、初期コストも含めて検討してみてください。また、鍋の素材や底の厚みによって炊き上がりが変わることもあります。

光熱費だけで選ぶなら卓上IHがわずかに安く、ガス鍋と大差はありません。どちらも電気炊飯器より大幅に安いのは確かです。初期費用(IHコンロ・IH対応鍋)も考慮しながら、生活スタイルに合った方を選んでみてください。

ではまた、気になること調べてまとめてみます。読んでいただきありがとうございました!

保温の電気代はいくら?つけっぱなし12時間・24時間で試算

炊飯そのものよりも、保温のほうが電気代を押し上げているケースがあります。

一般的な電気炊飯器の保温消費電力は12〜16W程度です(機種により異なります)。単価31円/kWhで試算すると以下のとおりです。

保温時間消費電力12W消費電力16W
6時間(朝炊いて夜まで)約2.2円約3.0円
12時間(昼炊いて翌朝まで)約4.5円約6.0円
24時間(丸1日)約8.9円約11.9円

24時間保温した場合、1回の炊飯コスト(電気炊飯器で約22円)とほぼ同額の電気代がかかります。毎日つけっぱなしにすると、月300〜360円の上乗せになる計算です。

「保温より冷凍のほうが安い」は本当です。余ったごはんはラップで冷凍し、食べるときにレンジで解凍するほうが電気代は安く、味も落ちにくいとされています。保温時間の目安や節約方法の詳細は炊飯器の保温電気代は1時間いくら?で詳しくまとめています。

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更新履歴

料金単価は定期的に見直し、記事を更新しています。

更新日電気単価ガス単価炊飯器ガス鍋卓上IH
2026年3月29.80円/kWh150.92円/m³ ※約22円約7.2円約5.8円
2025年4月(修正)29.80円/kWh145.31円/m³約22円約6.9円約5.8円

※ 2026年3月のガス単価は政府補助(18円/m³値引き)適用後の数値です。補助なしの場合は168.92円/m³。
2026年3月更新にて炊飯時間の見直しによりガス・IHコストを修正しました。

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