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「エアコンをつけると電気代がいくら上がるんだろう」——夏に冷房、冬に暖房をつけるたびにそう気になったことはないでしょうか。6畳の部屋と14畳のリビングでは消費電力がまったく違いますし、1日8時間使うのか12時間使うのかでも月の請求額は大きく変わります。
このページでは畳数・使用時間・電気単価を入力して電気代をすぐに試算できるシミュレーターを公開しています。先に目安の数字をつかんでおくと、節電対策や機種選びの判断がしやすくなります。
電気代の目安(先に結論)
- 6畳用(冷房・8時間/日): 月1,500〜3,600円が目安
- 14畳用(冷房・8時間/日): 月3,500〜8,100円が目安
- 年間(冷暖合計): 6畳用で約21,700円、14畳用で約43,700円(期間消費電力ベース・31円/kWh)
- 電気代を大きく左右するのは使用時間と設定温度。機種の省エネ性能にも差がある
エアコン電気代シミュレーター
畳数・モード・使用時間・電気単価を選択すると、1日・1ヶ月・年間の電気代の目安を計算します。
⚡ エアコン電気代シミュレーター
選ぶと実機スペックで再計算・商品リンクを表示。もう一度押すと解除。
数値は各メーカーの定格消費電力(最大値)をもとにしています。実際のインバーターエアコンは使用状況・外気温・設定温度によって定格値の30〜70%程度の消費電力で動くことが多く、計算値より実際の請求額は低くなる場合がほとんどです。
📍 電気料金の単価はお住まいの地域・契約プランで大きく異なります(目安:全国平均 約31円/kWh・2024年)。正確な試算には、ご契約中の電力会社のサイトで「従量電灯 単価」や「電気料金明細」をご確認のうえ、上の入力欄に反映してください。
📅 年間モードは冷房6〜9月(122日)・暖房11〜3月(151日)の季節合計。冷房・暖房モードの年間欄は季節限定の運転には意味がないため N/A 表示です。
畳数別・電気代の目安(表)
下の表は定格消費電力と期間消費電力(メーカーが公表する通年コスト指標)をもとにした目安です。電気代単価31円/kWh、冷房8時間/日で計算しています。
| 畳数(冷房能力) | 定格冷房消費電力 | 定格暖房消費電力 | 期間消費電力 | 月額目安(冷房・8h) |
|---|---|---|---|---|
| 6畳(2.2kW) | 480W | 600W | 700kWh/年 | 約3,570円 |
| 8畳(2.5kW) | 640W | 770W | 850kWh/年 | 約4,760円 |
| 10畳(2.8kW) | 750W | 900W | 1,000kWh/年 | 約5,580円 |
| 12畳(3.6kW) | 970W | 1,170W | 1,260kWh/年 | 約7,220円 |
| 14畳(4.0kW) | 1,090W | 1,320W | 1,410kWh/年 | 約8,110円 |
インバーターエアコンは起動時だけ高消費電力になり、設定温度に達するとぐっと消費電力が下がります。上の表は「ずっと定格で動き続けた場合」の最大値です。実際の月額は表の40〜70%程度になることが多いです。
エアコンの電気代を左右する3つの要因
① 使用時間
電気代に最も直結するのは使用時間です。1日4時間と8時間では単純に2倍の差が生じます。「つけっぱなしか、こまめに消すか」という節電論争は有名ですが、30分以上席を外すならオフにするほうが電力消費を抑えられるというのが多くのメーカーの見解です。
② 設定温度
冷房は設定温度を1℃上げるだけで消費電力が約10%下がるとされています(環境省)。28℃設定と25℃設定では電気代に3割程度の差が出ることもあります。サーキュレーターや扇風機を併用して体感温度を下げるのが現実的な節電方法です。
③ 機種の省エネ性能(APF)
同じ6畳用でも、APF(通年エネルギー消費効率)が5.8の旧機種と6.6の省エネ機種では年間の消費電力に10〜15%の差が生じます。古い機種から買い替えると、電気代の節約で数年後に元が取れることもあります。省エネ機種の選び方は後述の2027年問題セクションで解説しています。
エアコンの電気代を節約する方法
設定温度と使用時間のほかに、日々の使い方でできる節電のポイントをまとめます。
- フィルター掃除を月1〜2回——ほこりが詰まると熱交換効率が下がり、消費電力が増える
- 風向きを下向き(冷房時)に——冷気は下に溜まりやすいので、下向きにすると部屋全体が早く冷える
- 室外機の周りを片付ける——室外機の吹き出し口をふさぐと効率が落ちる
- 遮光カーテンを活用する——窓からの熱流入を防ぐと、部屋の温度上昇が遅くなる
- サーキュレーターを併用する——空気を循環させることで設定温度を上げても快適に過ごせる
2027年問題と省エネ機種の選び方
2027年4月に省エネ法の新APF基準が施行されます。これにより、現在販売されている廉価エアコンの多くがメーカーの自主判断で製造終了になる可能性が高く、エアコン業界では「2027年問題」と呼ばれています。
簡単にまとめると「今の格安エアコンは2027年以降に手に入りにくくなるかもしれない」という話です。新基準対応機種はすでに市場に出回っていますが、低価格帯は選択肢が絞られていく可能性があります。
省エネ基準の仕組みや「販売禁止は誤解」という点の詳細は、以下の記事で解説しています。

まとめ
- 6畳用エアコン(冷房・8時間/日)の月額目安は約1,500〜3,600円(実際の使用では定格値より低くなることが多い)
- 年間(冷暖合計)は期間消費電力ベースで6畳:約21,700円、14畳:約43,700円(31円/kWh換算)
- 電気代を下げるには使用時間・設定温度・フィルター管理が効果的
- 2027年以降は廉価エアコンの選択肢が減る可能性があるため、APF6.6以上の省エネ機種を選ぶと長期コストを抑えられる
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