※ 当ブログ「日々是事始め(コレコト)」はプロモーションを含みます。
食洗器を使うと電気代は上がりますが、水道代は下がります。洗剤代も少し変わります。計算してみました。結論として、たとえば一人暮らしの場合、コスト面では不利になるケースが多いという試算結果になりました。手洗いをこまめに止めながら使っている方ほど、その傾向が出やすいようです。家族が増えると手洗いの水道代が膨らむためコストが逆転しやすくなりますが、それも機種と人数の組み合わせ次第で、合わない機種を選ぶと4人家族でも割高になります。
ただ、手洗いの仕方(水をどれだけ使うか)によっても結果はかなり変わります。下のツールに「一人暮らしで計算」「4人家族で計算」のボタンで条件を切り替えてみてください。あくまで目安として、参考にしてもらえれば。
先にわかる結論
人数と手洗いの仕方によって結論が変わります。2パターンで試算しました(電気31円/kWh・水道0.24円/L)。
| ケース | 食洗器/月 | 手洗い/月 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 一人暮らし × SOLOTA 1人分/回・1回/日・手洗い10L |
約412円 | 約162円 | 250円割高 |
| 4人家族 × ラクア 3人分/回 → 2回/日・手洗い18L/人 |
約1,115円 | 約878円 | 237円割高 |
| 4人家族 × NP-TSP1 4人分/回 → 1回/日・手洗い18L/人 |
約627円 | 約878円 | 251円お得 |
| ※電気31円/kWh・水道0.24円/L。超概算のため実際とはズレがあります。 | |||
結果は機種と家族人数の組み合わせ次第で変わります。同じ4人家族でも、ラクア(最大3人分/回)は1日2回まわす必要があり食洗器の方が割高という試算になりました。4人対応のNP-TSP1(最大4人分/回)なら1日1回で済み、月250円ほどお得になる計算でした。機種の容量が家族人数に合うかどうかが、試算結果に大きく影響します。下のツールで機種や条件を変えながら試してみてください。数値はあくまで超概算・参考程度です。
食洗器のコストの考え方
電気代の計算式
1回あたりの電気代は「消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)」で出ます。たとえばラクア(540W・50分)なら1回あたり約14円(31円/kWh換算)です。1日1回使っても月430円弱になります。思っていたより少ない、と感じる方も多いようです。
水道代はむしろ節約できる
食洗器のコスト面でのポイントは水の使用量です。手洗いは1回あたり10〜30L前後使うのに対して、タンク式食洗器の使用水量は5〜12L前後とかなり少なくなります。電気代が上がっても、水道代の節約で相殺できるケースが多いのはこのためです。
手洗いの水量の考え方
台所の水栓の流量は一般的に1分あたり約6〜9L。「軽く流す → 泡で洗う → すすぐ → こすりながらすすぐ」という工程を1人分の食器でこなすと、こまめに止めながら丁寧に洗っても10L前後、普通に流しながら洗うと15〜20L前後かかります。
共働き4人家族が夜にまとめて洗う場合、朝・夕の食器量を考えると4人分の洗い物を1回でこなすことになります。やや雑に流しながら洗えば 18L/人分 × 4人 = 約72L。食洗器(ラクアなら11L × 2回 = 22L)と比べると3倍以上の差になります。
・こまめに止めて丁寧に洗う: 約10L
・普通に流しながら洗う: 約15〜18L
・流しっぱなし: 約20〜30L
下のツールの初期値は「普通に流しながら洗う(18L/人分)」で設定しています。実際の使い方に合わせて変更してください。
機種の容量と稼働回数がカギ
見落としがちなのが「機種の容量と家族の人数の関係」です。1人用のSOLOTA(1人分/回)で4人家族の食器を洗うには、1日4回まわす必要があります。3人用のラクアなら2回、5人用のシロカSS-MA351なら1回で済みます。稼働回数が増えると電気代・水道代・洗剤代がそれぞれ比例して増えるので、家族の人数に合った容量の機種を選べるかどうかが、試算上は節約になるかどうかに一番効いてきます。
【計算ツール】食洗器 vs 手洗い コスト比較
超概算ツールです。カタログのスペック値をもとにした理論値なので、実際の電気代・水道代とはズレが出ます。「手洗いと食洗器でだいたいどのくらい差が出るか」のイメージをつかむ目的で使ってください。
▼ 比較する機種を選ぶ(複数OK)
選んだ機種がグラフとPRカードに反映されます
📊 超概算です。理論値なので実際とはズレます。「手洗いとの差のイメージ」を確認する用途でどうぞ。
▶ 世帯タイプで試す
手洗い水量18L/人分×4人分=72L/回。食洗器(ラクア3人分/回)なら2回稼働=22L。
稼働回数は「洗い物の量÷機種容量(切り上げ)」で自動計算。人数や水量は実際に合わせて変更してください。
🔌 食洗器コスト/月
電気代: —
水道代: —
洗剤代: —
合計: —
🚿 手洗いコスト/月
水道代: —
洗剤代: —
合計: —
手洗いとの差額()
—
本体価格の回収まで
—
(本体価格目安: —円)
※ コストメリットが出るケースでも本体代の回収には10年以上かかることがほとんどです。「コスト回収できる家電」とは考えないほうが現実的で、QOL向上のための出費と割り切るのがおすすめです。
▼ 5年間の累計コスト比較(選択中の全機種 vs 手洗い)
※ 食洗器は本体代+ランニングコスト、手洗いはランニングコストのみ。稼働回数は洗い物の量÷機種容量(切り上げ)。
選択中の機種がハイライトされます。カードをクリックで選択・解除。商品リンクは楽天市場に移動します。
Panasonic|パナソニック 食器洗い乾燥機 SOLOTA(ソロタ) ホワイト NP-TML1-W [1人用] 価格:37965円 |
東芝(TOSHIBA) DWS-22A 食器洗い乾燥機 工事不要 食洗器 食器15点 価格:33480円 |
【無料延長保証】 Panasonic|パナソニック 食器洗い乾燥機 ホワイト NP-TSP1-W [4人用 /設置工事不要] 価格:69935円 |
siroca 食器洗い乾燥機 SS-MA351 (W/H)(1台)【シロカ(siroca)】 価格:69800円 |
※ 消費電力・使用水量はカタログ公称値の参考値です。実際の使用状況(洗浄コース・水温など)により変わります。水道料金単価は東京都水道局の目安(0.24円/L)を初期値として設定しています。
機種別スペック一覧(参考値)
ツールで使っている各機種のデータをまとめています。
| 機種 | 消費電力 | 使用水量/回 | 最大容量 | 標準時間 | 本体目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| ラクア(サンコー) | 540W | 11L | 3人分 | 50分 | 35,800円 |
| SOLOTA(パナソニック) | 600W | 5L | 1人分 | 34分 | 37,620円 |
| 東芝 DWS-22A | 650W | 12L | 3人分 | 46分 | 33,480円 |
| NP-TSP1(パナソニック) | 650W | 9L | 4人分 | 50分 | 51,490円 |
| シロカ SS-M151 | 600W | 8L | 3人分 | 50分 | 38,583円 |
| シロカ SS-MA351 | 650W | 9L | 5人分 | 55分 | 69,800円 |
節約になる使い方・ならない使い方
節約になりやすい
- 水を流しっぱなしで手洗いしていた(30L以上/回)
- 家族の人数に合った容量の機種を選んだ(稼働回数が少なくて済む)
- 電気代が比較的安い契約(25円/kWh以下)
- 本体価格が安いモデル(ラクア・東芝)を選んだ
節約になりにくい
- 家族が多いのに小容量機種を選び、1日に何度も回している
- すでに手洗いの水を細かく止めて使っている(10〜15L/回)
- 乾燥機能を毎回フル使用する(消費電力が増える)
「節約になるかどうか」は手洗いの水量と機種の容量次第です。ツールの「洗い物の量」や「手洗い水量」を実際の使い方に合わせて変えてみると、自分の場合どうなるかが見えてきます。
使ってみた正直な話
個人の感想ですが、食洗器を使って一番よかったと思ったのはコスト面ではなく洗浄力でした。高温(60〜70℃)のお湯で洗うので、手洗いだとぬるぬるが残りやすい油汚れのコップや弁当箱もきれいになりました。除菌という点でも手洗いより有利なことが多いようです。
失敗談も一つ。使い始めのころ、洗い終わった食器から生臭いにおいがすることが何度かありました。原因はフィルターに詰まった食べかすでした。定期的に掃除しないと、せっかく洗ったのに汚れた水で仕上げているような状態になります。対策としてはキッチンハイターを薄めたものに30分ほどつけ置きしてから洗うと、においがほぼ消えました。食洗器本体のフィルターもその都度きれいにするのが大事です。ただ、これは自分が使っていた機種と洗剤の組み合わせでの経験なので、すべてのメーカーや機種で同じ症状が出るかはわかりません。洗剤の種類や水質によっても変わる可能性があります。
試算してみると、コストで元を取ろうとすると一人暮らしでは難しいケースが多く、4人家族でも機種の選び方によっては逆に割高になります。コストメリットが出るケースでも本体代の回収には10年以上かかる計算になりました。「時短と清潔さを買うもの」と割り切るのが、たぶん現実的な付き合い方だと思います。
まとめ
- 試算では、一人暮らしはコスト面で不利になるケースが多いという結果でした。手洗いをこまめに止めながら使っているほど、その傾向が出やすくなります
- コストメリットが出るかは機種の容量 × 家族人数のマッチング次第です。ラクア(3人分/回)で4人分を洗うと2回/日稼働で割高になり、NP-TSP1(4人分/回)なら1回/日で月250円お得になる、という試算結果でした
- 電気代は1回あたり10〜20円程度。水道代の節約で相殺できることもありますが、稼働回数が増えると電気代も比例して増えていきます
- 本体代の回収には非常に長い期間がかかる計算になりました。最もお得なケース(月250円節約)でも5万円台の機種の回収は約17年。コスト回収を期待する家電ではないと割り切って買う方が現実的だと思います
- においの失敗はフィルター掃除とハイターつけ置きで対処できました
関連記事





